こんにちは、東京都世田谷区経堂にある40歳以上の女性専門パーソナルトレーニングジムみかとれ代表トレーナーのMikaです。
もうすぐ事業年数も丸4年となり、おかげさまで無事経営5年目を迎えることができそうです。
今期一番の出来事は、なんといっても、みかとれ2号店となる、『みかとれ目白店』が4月にオープンしたことです。
目白店代表Marieトレーナーの温和な人柄と、中年女性向けに作成したオリジナルのインナーとアウターマッスルの融合トレーニングが、目白周辺の40代以上の女性にヒットし地域貢献できているかなとも思います。
さて、本日は、筋トレブームと同じくらい流行っているピラティスでの中年女性のダイエットやボディメイク効果についてお話しをしていきます。
まず、中年女性がなぜ太りやすくなるのかについて。
若い頃はやせ型で一度も太ったことがない女性、食べ過ぎれば太ったが食事制限すればすぐ痩せれた女性、もともとふっくらしていたが年々太って歯止めがきかない女性。
中年太りが気になる女性は上記のいずれかに該当するのではないでしょうか。
耳タコですが、女性は、40代も半ばに差し掛かってくると筋肉量が減少し諸々の代謝能力が落ちてくるため、若い頃と同じような食習慣や運動習慣では瘦せにくく太りやすくなります。
そもそも運動習慣がない…は、それ以前の問題となりますのでこちらでは割愛させていただきます。
筋肉量が減少して痩せにくくなっている中年女性が、体脂肪を落としてリバウンドしないよう痩せるためには、筋力トレーニング+食事管理が効率の良い選択となるわけですが、この筋力トレーニングを省いてピラティスに置き換えると痩せれるのか体を引き締めれるのかという問題について。
筋力トレーニングを定期的に正しく行うことで筋肉は発達し筋肉量は増えていくのですが、正しく行う=適正な負荷を与えるということですので、その方の体力レベルや立ち位置によって負荷を増やしていく、もしくは負荷に変化を加えていく必要があります。
これはトレーニングの原理原則であり、精神論ではございません。
例えば、マシンピラティスをはじめたばかりの頃は、体がその負荷や刺激に慣れていないため、少し筋肉痛になったり体が引き締まったように感じるかもしれません。
では、ここでピラティスの運動強度について下記の表をご覧ください。
【運動強度の単位を現すメッツ(METs)】
1METs 座位、安静
2METs 立位
3METs 歩行、ピラティス、ヨガ、太極拳
4METs 早歩き、パワーヨガ、卓球
5METs かなり早歩き、バレエ
6METs ジョギング、筋力トレーニング、水泳
7METs サッカー、テニス、スキー
8METs ランニング、ラグビー
ピラティスは歩行と同じ運動強度3METsとなりますので、筋肉量を増やすことはもちろん、維持をするのも難しいといえるでしょう。 ストレッチやヨガと同様に体の機能を整える軽運動と捉えると、中年女性の筋肉量を増やすことには寄与しない運動強度となります。
従って、ピラティスでは、中年女性がダイエット・ボディメイクすることは程遠く効率が悪いかもしれません。
姿勢を整えたり、リフレッシュしたり、運動習慣の入り口として適しているのではないでしょうか。